1月24日豊頃海岸線沿いでの星空撮影。
撮影データは8分間露出 ISO1600 4枚加算平均の写真を5枚パノラマ合成
豊頃海岸沿いでの天文写真撮影の一幕
冬になると冬期通行止めの箇所が多いので、「五色沼」で有名なオンネトーや「大雪山国立公園」の中にある銀泉台には行けません。そのため、十勝・帯広から近いところでロケーションが良い場所……という条件だと良い場所が限られるんですね。
場所はこちらのストリートビューでご確認下さい。
「ほぼ道しかない!」という場所ですが、この夜は天文撮影家が約3名ほど先に来ていて撮影していました。
ノートパソコンを使った自動追尾型の超本格天体撮影用レンズと赤道儀を完備したヘビーな天文写真家さんたちでした。
暗い中、遠くからの確認ですが、分かる人が見れば持っている荷物・撮影者の機敏な動作・暗闇を漂う天体撮影用の赤レンズの光を見ているだけでただならぬオーラを感じます。
一方、こっちはなんちゃって天体写真家。赤道儀も精度無視のポータブルタイプなので、彼らの撮影の邪魔にならないように機材を設定して撮影開始します。
久しぶりの赤道儀なので、北極星に合わせるときに苦労しました。
現地到着が遅すぎたこともあり、撮影開始が午前0時近くになり、冬の天の川は西の方へ傾きだしていました。西の方角は町明かりが強いので、写真のように右下にかけて光害で白く星空が飽和しています。
真冬のキャンピングカー車内で快適に就寝するコツは、断熱!
この日は、午前2時過ぎに就寝しました。断熱対策で購入した運転席回りのサンシェードを試してみます。
サンシェードは下記リンクの商品を使っています。
車中泊用高断熱シェードのマルチシェード:アイズ 遮光・断熱・保温 高機能シェード
断熱対策が功を奏したようで、この日も外気温-14℃以下まで冷え込みましたが、快適に眠れました。
翌朝出発時に、サンシェードを取り外すと結露が凍っていたので、それだけ断熱の効果があったということですね。
次は十勝川河口付近・ジュエリーアイスへ!
太陽が昇る前に、十勝川河口付近の大津町の海岸線へ向かいます。豊頃海岸沿いからすぐの場所にあります。
ここでは、十勝川で作られたミニミニ流氷の写真撮影が楽しめるとあって、寒い早朝から意外なほど人で賑わいます。
Vantripでは、ジュエリーアイスをより楽しむための車中泊スポットやガイドサービスをご案内しています。是非チェックして見て下さい。
冬に十勝川河口付近の大津町の海岸線へ向かう際の注意
ストリートビューでは十字路の砂利道が出来ていますが、冬は積雪の関係上、直進と左の道だけ通行可能です。
気をつけて欲しいのが、積雪具合です。積雪が多い場合はキャンピングカーでは行けない場合もあります。一度橋を登る手前で邪魔にならない場所に車を駐めてから歩いて現地を確認するのがお勧めです。場合によっては歩いて撮影に向かう必要もあります。
キャンピングカーが積雪に埋まるとちょっと大変です。
私も今回の撮影の時は、歩いて撮影に向かいました。それでも片道数分で撮影場所に着くので全く苦ではありませんでした。
自分で流氷を動かし、理想の構図で撮影!
ジュエリーアイスの撮影は、自分で流氷を移動させて構図を決めて撮れるのが良いです。始めに形が良い流氷を誰よりも早く見つけるのが肝心です。
大型の氷は重く砂と一緒に凍っている場合が多く、持ち上げるのも困難な場合もありますので、出来たら二人で撮影するのが良いかなと思います。
氷を置く場所は、波が少し当たる程度の場所がベストです。波際に近いと氷が流されます!
ちょっとした裏技ですが、お湯などがあれば、氷についた砂を落として見栄えの良い流氷を作れます。3月になると日の出前に夏の天の川も昇ってくるので、流氷と星空とのコラボ写真も可能です。
キャンピングカーなら天候に左右されずに、好きな場所へ自由に予定を組み旅行を楽しめます。Vantripならキャンピングカーに乗るのが初めての方にも丁寧にご説明します。
十勝・釧路・オホーツクエリアを旅行される際は是非Vantripをご用命ください。