一泊二日で楽しむ道東観光コース
ここ十勝の帯広を夕方にレンタルを開始し、翌日返却される場合にお勧めの観光コースを紹介する記事となります。
今回の記事は、冬の摩周湖からの星空撮影と鶴居村のタンチョウ撮影です。
帯広から摩周湖までは車で約3時間で到着します。
摩周湖第一展望台は、冬期間も除雪がされしかも夏期は有料駐車場ですが冬は無料なので、とってもお得です。
ただ、トイレなどは閉鎖されているので気をつけて下さい。
上記の映像は、冬の摩周湖を特殊な機材を使い360°撮影した星空が輝く摩周湖です。
冬は空気がとても澄んでいるので、星がとても綺麗な季節です。
月明かりに輝く摩周湖も美しいですし、新月だと少しでも町明かりがあると見ることが出来ない「冬の天の川」も観測できます。
ちょっと寒いですが、この世界観は是非体験して欲しいです!
宿泊場所ですが、キャンピングカーなので邪魔にならない場所ならどこでも良いのですが。
トイレの心配がありますので、ここは「道の駅摩周温泉」で宿泊されるのをお勧めします。
近くに、「ホテルニュー子宝」さんがありそこでは、日帰り温泉ができるので冷え切った体を温めて下さい。
午後10時がラストなので気をつけて下さい。
翌日、日の出2時間前には起床して次の目的地「鶴居村」へと向かいます。
帯広からは車で約2時間30分、摩周からは約50分ほどの距離になります。
北海道でも一番に冷え込む1月~3月上旬にかけて、ここ北海道は道東の釧路にある鶴居村には早朝から多くの観光客で賑わいます。
みなさん一様に、カメラを構えてじっとしていますが…お目当ての者は国の特別天然記念物【丹頂(タンチョウ)】です。
そう!タンチョウの撮影で全国一有名な場所がここ鶴居村です。
鶴居村には幾つかのタンチョウの撮影に適した場所がありますが、
ここでは特に有名な2カ所についてご紹介します。
(詳しい場所などはこちらの鶴居村観光情報サイトにてご確認下さい。)
最初にご紹介するのが、たぶん最も有名であこがれの場所かもしれません。
音羽橋からの撮影ポイントです。[map addr=”43.187741, 144.333742″ height=”300px”]
日の出前から橋の上に、ずらーとカメラを構えて並ぶ撮影者。
もしかすると橋の上にある撮影機材だけで、家が一軒買えるのでは!?
というほどの、超望遠レンズやカメラが見られるのもここの撮影ポイントの特徴です。
撮影者の橋の上からタンチョウまでの距離が結構あるので、
撮影するとなるとフルサイズカメラで、焦点距離300mmの望遠レンズが最低限必要です。
出来れば500mm前後の超望遠レンズがあると迫力あるタンチョウの写真を撮ることができます。
音羽橋周辺には、大きな駐車場があるのでキャンピングカーでも安心して駐められます。
【音羽橋からのお勧め撮影条件】
- -20℃近くまで冷え込む天気予報(冷え込まないと川霧があまり発生しないため)
- 晴れ予報(朝日が当たらないと川霧が輝かない)
- 日の出の撮影時間が一押し!
- 意外と撮影場所が限られる(実際はタンチョウの飛び立つ場所次第)
次に紹介するのが、
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの撮影ポイントです。
上にあるタンチョウのダンスシーンはここから撮られています。[map addr=”北海道阿寒郡鶴居村雪裡714−8” height=”300px”]
午前9時頃にタンチョウ用の餌を与えるので、常時100羽近くを見ることができます。
大鷲とタンチョウとの格闘シーンが度々、ここで撮られているので運が良ければ見ることができますし、
なにより、タンチョウのダンスシーンを身近で見られるところが、おすすめ撮影ポイントです。
ここでもやはり、フルサイズ一眼レフで300mm~の望遠レンズがほしいところです。
ここもキャンピングカーを駐められ駐車場があります。
※ネイチャーセンター内は真冬でもトイレの使用ができるので、助かります。
- 音羽橋で早朝の撮影後に訪れるのがベスト
- 天候に左右されずに撮影が楽しめる(曇りや雪の方が絵になりやすい)
- 実は夕暮れの方が美しい(夕日を浴びながら音羽橋へ帰るシーンとか)