この夏は子ども達が考えたプランで北海道を旅行することにしました。
「キャンピングカーに乗りたい」からはじまり、「渓流釣りがしたい」「乗馬がしたい」「丹頂鶴を見たい」と家族の要望がたくさんありました。行き先やルートの設定、業者選びや所要時間の計算など、旅程を考えるには情報の収集や整理をする必要があります。それらを組み合わせて実現可能な旅のプランができるのか。子ども達が計画を立てられるか心配もありましたが、Vantripの高木さんに相談に乗って頂き、子ども達を中心に安心して準備する事ができました。
そして素晴らしい旅行になり、子ども達にとっては貴重な経験の連続でした。
我が子が考えた世界にひとつの旅行プラン。
後編の最後は、長男が旅の後にまとめた動画です。
4泊5日にわたる旅の様子をどうぞご覧ください。
1日目 キャンピングカー旅行のはじまりは野付半島から
成田空港9:35出発・釧路空港11:35到着の便で北海道へ向かいました。到着出口でVantripの高木さんが出迎えてくれました。キャンピングカーを見た時は子どもだけでなく、親も一気に気分が上がりました。
青空の下で白く輝くキャンピングカーに乗り、我が家の旅がはじまります。
広い道路を走り、まずは野付半島ネイチャーセンターへ向かいます。移動時間は3時間と長いこともあり、この時間を使ってランチの場所を子ども達に探してもらいました。お店の場所・営業時間・定休日・メニューなど簡単な作業に見えても確認ポイントはいっぱいありますが、車内でスマホを使って相談している様子も楽しそうでした。
子ども達が選んだお店で美味しいランチを楽しみました。
野付半島ネイチャーセンターは野付半島の自然や歴史について分かりやすく展示されており、子ども達と興味深く館内を回りました。野付で出会える動植物の種類の多さに驚きました。
野付半島ネイチャーセンターからの帰り道では鹿やアオサギなどを見つける事ができました。タイミングが合えばオジロワシや丹頂鶴にも出会えるそうです。
この日の車中泊先は、Vantripさんから特別に紹介頂いたミートハウスながのです。野付半島ネイチャーセンターから車で20分で到着しました。
レストラン横のRVパークにキャンピングカーを停め、BBQ小屋で食事です。食材は帆立など新鮮な海産物の他、こちらの永野さんが毎年たった一頭だけ大切に育てているブランド牛・潮彩牛です。飼っている牛を肉にするときは涙が出るそうです。涙が出るほど美味しかったです。
ミートハウスながのホームページはこちら
夕食後は車内でゆっくりカードゲームをして過ごしました。家族だけの特別な空間で盛り上がりました。子ども達もキャンピングカーにも慣れ、すっかりリラックスしていました。まるで我が家のリビングにいるような雰囲気です。
1日目のルート
2日目 知床大満喫の一日
7:00にミートハウスながのを出発して知床へ向かいます。雄大な自然を見ながら1時間30分で知床自然センターに到着しました。ここで本日のガイドウエネウサルみどりの菅野又さんと合流しました。
知床五胡全周ツアーでは知床五湖の地上遊歩道を歩いて原生の森と湖をゆっくりと案内していただきました。所要時間は3時間ほどですが、ガイドとしか行けない場所や素人では気付かないポイントがあり、世界遺産知床を深く知る事ができる充実のツアーでした。
続いてカムイワッカシャワークライミングツアーです。カムイワッカ湯の滝は、酸性のお湯が流れてきており、小さな切り傷があれば滲みるほど。さらに滝つぼは天然の露天風呂となっており、子ども達も初めての経験に濡れながら楽しんでいました。
(*ウエネウサルみどりはVantripのオホーツク営業所でもあり、特別料金でご利用頂けるプランをご用意しています。)
次はゴジラ岩観光を利用して、クルーズ船(15:30〜17:30)に乗りました。ゴジラ岩観光のルシャコースは約88%の確率でヒグマを見られるというもの。期待して乗船しましたが、船上から実際にヒグマの姿を確認できた時は思わず声が出ました。悠々と大自然の中を歩く姿はまさしく森の王者の風格でした。一方で毎年800頭ものヒグマが駆除されている現実も知りました。
この日の車中泊はガイドもお願いしたウエネウサル みどりの菅野又さんが清里町で営むRVパークです。日中一緒の時間を過ごした安心感もあり、とてもリラックスして過ごす事ができました。手作りの足湯もあり、あたたかな雰囲気の中で子ども達もゆっくりと眠りにつきました。
2日目のルート
今回の旅で利用したキャンピングカーはこちら