冬の北海道の味覚として有名な魚、ワカサギ。
そのワカサギを自らの手で釣って、その場で食べられる魅力的な冬の遊びを体験しませんか。
今回はとかち帯広空港から車で約2時間。温泉で有名な阿寒にある「あいすランド阿寒」をご紹介します。
気軽にワカサギ釣りが体験できる「あいすランド阿寒」
あいすランド阿寒
【所在地】 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目5-10
【電話番号】 0154-67-2057
【営業期間/時間】 1月上旬〜3月下旬 / 8時〜17時(日没まで)
【アクセス】とかち帯広空港から車で約2時間 / 女満別空港・釧路空港から車で約1時間
個人でワカサギ釣りをしようと思うと、氷に穴を開ける機具、専用の釣り竿に針、エサ、待ち時間中の椅子や防寒用のテントなど沢山のアイテムが必要になります。
しかし「あいすランド阿寒」は手ぶらでOK。
釣りに必要な全ての道具がレンタル(有料:1セット 1,650円)する事ができるので安心です。
さらに、釣ったけれど調理が面倒という方も美味しく天ぷらにしてくれる施設もあるので気楽に冬のワカサギ釣りを楽しめます。料金もリーズナブルなので道具を持っている地元の人もよく利用する人気施設です。
まずは氷上の受付へ
到着すると広大な土地が広がっており、駐車場も広々。でも実はこの場所から既に阿寒湖の氷の上です。
あたたかな服装の準備が整ったら、早速氷上の受付へ向かいましょう。
この日は朝8時に着きましたが、日曜日ということもあり、すでに受付前は行列ができていました。
釣りは運もありますが、朝の方がエサの食いつきが良いのでオススメです。
また、午前中は釣り糸を垂らして、お昼ご飯はワカサギの天ぷらというのが最も効率の良い流れだと思います。
料金は釣り道具一式と天ぷらサービス券付きで税込1,650円です。
テントを選んで、さあ釣ろう!
受付横で釣り道具とワカサギを入れるビニール袋と折り畳み椅子を受け取り、簡単な説明を受けます。
カラフルなテントが沢山並んでいます。どのテントで釣るかは自分たちで選ぶことができます。
釣り方は簡単!一つのテントの中に3つの穴が開いてあり、針にエサをつけて好きな穴に釣り糸を垂らすだけ。
テントにはチャックがあるので閉めてしまえば、誰にも邪魔されないプライベートな空間です。
心静かに釣りに集中するのも良し、友達や家族と会話を楽しむのも良し。豊かな冬の時間が過ぎていきます。
銀色に輝くワカサギ
釣り糸を垂らし15分後、わずかな当たりを感じ引き上げると……
「釣れた!」
釣れたときの子どもの嬉しそうな顔が何よりの釣果です。
ワカサギは群れで泳ぐので、周りのテントからも「釣れた釣れた!」の声が聞こえてきました。
釣れる時は次から次へかかるのですが、かからない時は全くかからないのでそれも楽しむ気持ちでいきましょう。
この日は3時間で15匹の釣果でした。
別の日に行った方から聞くと同じ時間帯に行って100匹近く釣れていたので、たくさん釣れるかどうかは本当に運だと思います。
釣ったワカサギは受付時にもらう天ぷら券を持って近くにある食事処に持っていくと天ぷらにして食べることができます。
天ぷら券対応の食事処
【味自慢 海兵】
釣ってすぐなので鮮度抜群!本当に美味しいです。
氷上での釣りの楽しさに加え、食べる楽しみも同時に味わえる経験は忘れられない冬の思い出となるでしょう。
釣りだけじゃない氷上のアクティビティを楽しもう!
こちらではワカサギ釣りだけではなく、スノーモービル、バナナボートや四輪バギー、スケートや歩くスキーなど様々なアクティビティが用意されています。
スノーモービルで引っ張られながら乗るバナナボートは迫力満点。
遠くまで見渡せる氷上で雪を巻き上げながら疾走する四輪バギーはとても格好良いので乗りたがるお子さまも多いのではないでしょうか。アクティビティごとに対象年齢と料金が異なりますので、受付やホームページでご確認ください。
ワカサギ釣りだけでなく楽しみが沢山あるので、お子さま連れのファミリーも安心して利用できる「あいすランド阿寒」。
様々な氷上のアクティビティをこの機会にぜひ試してみてください。きっと冬の良い想い出になりますよ。
キャンピングカーがあればお子様も車内で休憩ができますし、着替えも楽々なので安心です。
冬のレジャーはこのような気持ちの余裕が旅を楽しむポイントとなります。
冬の北海道旅行の思い出のひとつとして、阿寒のレイクレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。