自然を満喫できる釣り堀【荒川釣り堀】手ぶらでOK、ニジマス、ヤマメが釣れる!

URLをコピーする
URLをコピーしました!

荒川釣り堀で釣れるのは日高山脈から湧き出るミネラルをたっぷり含んだヌップク川支流の水で育てたニジマス「ヌップク•トラウト」とヤマメ。※「ヌップク」とはアイヌ語で「野原を流れるもの・川」という意味です。
自分の手で釣った魚を刺身やムニエルにして、キャンピングカーでの楽しい食事の思い出の1つとして、ぜひ貴重な北海道ならではの食材を味わってみてはいかがでしょうか。

◉基本情報◉
【店名】荒川釣り堀
【住所】〒089-1247 北海道帯広市昭和町西1線114番地
【営業時間・定休日】
 午前7時~日没まで 年中無休(冬季11月〜3月は魚の生育の為営業していない年もあるので注意)
【予約電話番号】0155-64-5434
【代表電話番号】090-6264-0505
【駐車場】あり(農場横のスペースの為 予約時確認)

目次

100年農家が営む釣り堀

帯広空港から北へキャンピングカーを走らせていくこと約10分。十勝山脈が見える広大な景色の中にポツンと赤い看板が見えてきます。十勝で代々100年以上農家をされている荒川農園さんです。

【料金】※1時間ごと 時間内に釣った魚は全てお持ち帰りいただけます
 大人(男性)1,700円
 女性・子供 1,500円
 ※釣った重さでの量り売りも可能です。
 ※釣り初心者は重さで会計する方がオススメです(2023年春は100g 216円でした)。

手ぶらで行っても、荒川さんが魚の大きさにあった釣竿を貸してくれ、丁寧に餌の付け方や、釣竿のふり方を教えてくれるので釣りをまったくしたことがない初心者でも大丈夫です。

北海道産ならでは生き物の息吹

ヌップク川からの水をひいた釣り堀。

林の中から見える山脈の美しさを見つめつつ釣り糸をたらすと割とすぐにツンツンとあたりが来ますが、ここでちょっとだけ待つのがコツ。グーっと糸が引っ張られてから竿を上げてみましょう。餌だけ食べられてしまうこともありますが、その悔しさも釣りの醍醐味。
朝か夕方が釣れやすい時間帯だそうです。
釣り上げた後もビチビチ跳ねる大きな魚をカゴに入れる作業も、普段釣りをしない人にとっては刺激的で興奮の連続。

釣りをしていると牛舎に住んでいるという野良猫や、頭上をを見上げると魚を狙ったトンビが円を描いて飛んでいます。
釣った魚が動物達に獲られないか、魚が入った箱を横目でチラチラ見つつ釣りをします。
たまに天然記念物のオジロワシが魚を狙って降りてくることもあったり、キタキツネが歩いていたり、大自然の中にある北海道の釣り堀ならではの緊張感を楽しめます。

この日は小学生を連れて行き1時間半でニジマス3匹とヤマメ2匹の計5匹釣れて大満足の結果でした。

鮮度と柔らかさに感動!

ニジマスはその鮮度を活かして刺身にして食べるのがおすすめです。
ヤマメ(サクラマスの幼魚)はムニエル、身が柔らかいので頭も丸ごとぶつ切りにして唐揚げにするとその柔らかさや美味しさに驚くはずです。

釣り堀近くのキャンプ場客は「釣ってすぐテント横でちゃんちゃん焼きをしているよ」「キャンピングカーで釣り堀にくる人もよく居るよ」と荒川さんから教えてもらいました。味噌と生姜たっぷりで作るちゃんちゃん焼きは北海道の郷土料理です。簡単に出来てとても美味しいのでお刺身で食べきれない場合に是非お試しください。

自然を楽しむ〜メープルシロップ〜

魅力は魚釣りだけではなく荒川さんの人柄も大きな魅力の一つ。
お話しをしていると十勝で代々農家として生きてきた方ならではの、自然を楽しんでいる様子が伝わってきます。

春はカエデの木に穴を開けて樹液を取り、大きな鍋とダルマストーブで数日間煮詰めて美味しいシロップを作っていたり。
夏はみずみずしい野菜の成長を見せてくれたり、荒川さんの生き方は北海道に住んでいる人達にとっても学ぶことが沢山あります。荒川さんの人柄に惹かれての釣り堀リピーターが多いのも頷けます。
大自然の中で生きてきた農家ならではの知恵を教えてくれるので、夏休みの自由研究、レポートにも使える有意義なお話が聞けるかもしれません。

ここでしか味わえないニジマス、ヤマメに加えて大自然の中で豊かな食文化を支えてくれている農家さんの直の声が聞ける貴重な場所「荒川釣り堀」にキャンピングカーで訪れてみてはいかがでしょう。
北海道をより深く知れる貴重な場所です。

また、8月~9月頃には、とうもろこし・じゃがいもの収穫を体験できます。
北海道十勝ならではの野菜の収穫は子どもだけでなく、大人にとっても貴重で美味しい思い出となるでしょう。
夏のご旅行の際には釣り堀と併せてお楽しみください。

荒川農園の地図はこちら(帯広空港から車で10分)

シェアしていただけると嬉しいです!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる