４日目 屈斜路湖と摩周湖の美しさに感動
この日も早朝6時に一人散歩からスタート。港の漁師さん達は既に仕事を終えた様子でしたが、ワッカ原生花園には誰もいなくて不安になりました。サイクリングロードを歩いていきましたが『この先クマ出没注意！』の看板を見て慌てて引き返しました。
ホテルをチェックアウトしたあとは、常呂町でオホーツク海を眺めました。素敵な海と空の下、子ども達も仲良く砂浜で遊んでいました。
その後訪れた屈斜路湖、摩周湖の絶景には言葉を失いました。特に屈斜路湖畔に立った時、360度パノラマで湖の青、空の青、木々の緑が本当に美しくて「北海道に来て良かったなぁ」と心の底から思いました。
摩周湖では霧も少なく湖面も見えて幻想的でした。摩周湖にかかった霧が風で少しずつ移動している様子を見ながら、口を開けて雲を食べているような遊びをしたのも良い思い出です。
午後はバター作り体験のため「渡辺体験牧場」に寄りました。広大な牧場には放牧された牛たちがのんびりと暮らしていました。バター作りでは一生懸命容器を振り、生乳が少しずつバターになっていく感覚を手で感じながら、子ども達もワクワクしていました。出来立てのフレッシュバターはここでしか味わえないもの。またひとつ良い体験ができました。
夜はREキャンプ摩周で宿泊。摩周湖や屈斜路湖からもアクセスしやすく、温泉施設も近くにあるので便利でした。
５日目 馬に乗って屈斜路湖畔を散歩する貴重な体験
朝から屈斜路湖畔のメジェールファームで乗馬。こちらは何と！放牧地に自分の馬を迎えに行くことからスタート！馬に乗るための馬具も自分で取り付けます。馬との信頼関係を築くことから始める経験は大人も子ども達も初めてでしたが、インストラクターのサポートと賢い馬達のおかげで子ども達も落ち着いて準備をしていました。
こちらの魅力は屈斜路湖畔のトレッキングです。馬に乗りながら湖畔を散歩していると、まるでドラマや映画の主人公になったような気分を味わえました。ゆったりと湖畔に足を踏み入れて水を飲む馬もいて、静かな屈斜路湖を眺めながら終始穏やかな時間が流れていました。家族で忘れられない特別な時間を過ごすことができました。
午後は鶴居運動広場へ。昼食は「つるいジンギスカン」にて池のほとりでジンギスカンのバーベキュー。準備も片付けも必要なく、手ぶらで立ち寄ることができて子連れには大変助かりました。
カルガモ自転車、パットゴルフ、鯉の餌やりも楽しみました。子ども達も様々な経験ができて大満喫でした。
大津つり公園ではヤマメを釣り、釣ったヤマメを天ぷらにしていただきました。塩味がちょうど良く、子ども達もおいしい、おいしい！と次々と食べていました。釣りが苦手な我が家のメンバーも30分で10匹釣ることができたので、小さなお子様にもオススメです。
夜は道の駅阿寒丹頂の里のRVパークに宿泊。広い道の駅で施設も多く、日帰り温泉も夜10時まで開いているので便利です。
６日目 子どもの要望で引き馬体験に予定変更
夜中から朝にかけて雨が降りました。今日はのんびりしようとキャンピングカーの中でゆっくり過ごしましたが、9時頃には雨もあがり、帯広を目指しました。
まだ馬に乗りたいという子ども達の要望に応え、「道の駅うりまく」に寄って予約不要の引き馬に乗りました。こんなに何度も乗馬を楽しむことができ、北海道を満喫する子ども達の姿がとても嬉しかったです。
お天気も良かったので「道の駅うりまく」から車で20分程にある然別湖の湖底線路を見に行きました。写真で見て惹かれて行きましたが、実際にその場に立つと想像していた以上に神秘的でした。
夜は翌日のフライトとゴミの処分を考え「道の駅おとふけ」に泊まりました。事前登録制ですが車中泊専用駐車場があるので安心です。また、有料の袋を購入することでゴミを引き取ってもらう事ができます。
夕飯は道の駅のフードコートで「十勝名物インデアンカレー」を食べました。濃厚でとってもおいしかったです。他にも地元の食材を使ったうどん、そばなど子連れにも選びやすい店舗が揃っていました。
７日目 地元の食材を味わい旅の余韻に浸る朝
いよいよ最終日。7時半のオープンと同時にパン屋さん「みちます」へ。十勝の老舗パン屋・満寿屋パンの店舗です。十勝産小麦を使ったおいしいパンがたくさんありました。
キャンピングカー旅行では朝の出発が早い日が多いので、地元のパン屋さんの開店すぐの出来立てパンを楽しめるのも旅の思い出のひとつです。
キャンピングカーの返却の時間まで、道の駅内にあるキッズコーナーで子ども達を遊ばせました。その間に妻が荷物の整理と車内を清掃してくれました。
今回の旅の目的通り、子ども達はたくさんの豊かな経験をすることができました。乗馬は北海道ならではのスケールの大きさで大満喫。怖がらずにどんどん挑戦する子ども達の姿に成長を感じることができました。夏の北海道は本州に比べて暑すぎず、施設も混みすぎる事が無いのでリフレッシュにもなりました。
キャンピングカー選びやおすすめの行き先などの情報も分かりやすく、自分達に合ったキャンピングカー旅行ができました。家族で旅の思い出を話していると様々な印象的な光景が目に浮かびます。本当に大満足の旅でした。季節を変えてまた訪れたいです。
渡辺体験牧場の幸せの一本道にて撮影
