鉄道会社に勤務する男3人でキャンピングカー北海道道東旅行の計画を立てました。
季節は木々の緑が鮮やかになり始めた6月初旬。
雑誌や写真で見てきた念願の地を巡る今回の旅が鉄道好きの皆様の旅の参考になれば嬉しいです。
それでは3泊4日にわたる僕たちのキャンピングカー旅行の記録です。
1日目 Tomo’s Coffeeで旅のはじまりの一杯
キャンピングカーのレンタル手続きを終え、まずは旅の目的のひとつである「車内でコーヒーを飲む」ため、コーヒー豆を調達するべく近くの「Tomo’s Coffee」を訪ねました。
Vantripの拠点である上嶋自動車から鈴蘭大橋を渡り、車で5分で到着です。
Tomo’s Coffee 地図
Tomo’s Coffee HP
赤い看板が目印で住宅街にひっそりとあり、小さな玄関から入ると素敵な空間が広がっていました。小さなカウンターの周りにはこだわりのスピーカーが並び、焙煎機もあります。
時間がゆったりと流れる雰囲気の中、優しいマスターと1時間ほど話していました。
その場で焙煎していただいた豆で淹れたコーヒーはとても美味しく、毎朝の朝食のお供になりました。旅の始まりに現地のコーヒー屋に立ち寄れたのはとても良い思い出です。
2日目 夢にまで見た列車の運転体験
今日はいよいよ「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」の運転体験の日です。
明治43年、国鉄網走本線開通(池田陸別間)から95年間走り続けてきた「ふるさと銀河線」が平成18年4月21日に廃止されました。しかし2年後の平成20年4月20日には観光鉄道として「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」に生まれ変わりました。陸別駅構内では、銀河線で活躍した列車の「乗車体験」や実際に運転できる「運転体験」、足こぎ式の「トロッコ」に乗ることができます。鉄道好きにはまさに夢のような場所です。
ふるさと銀河線りくべつ鉄道地図
今回私は念願の「運転体験」のため、ここを訪れました。
CR70・75型気動車を使用し指導運転士より簡易な講習を受け、駅構内約500m間の往復運転を行います。出区前点検・ポイント切換等も体験できました。
夢にまで見た列車の運転。80分があっという間に過ぎました。
停止位置に衝動がなく、綺麗に止めるのが難しい!そしてブレーキをかける為にハンドルを操作して空気圧を調整するのもまた難しく、圧が大き過ぎても小さ過ぎてもダメなのです。
徐々に何往復も練習するにつれて感覚が掴め、終わる頃には綺麗に停められるようになりました。値段は20,000円と多少張りますが、それでもまた体験したいです。毎年人気なので早めの予約をおすすめします。(ご利用希望日の2ヶ月前の0:00から予約可能)
立ち寄りポイント①相生鉄道公園
旧国鉄相生線の終点。駅舎と当時活躍してた車両や貨車、除雪車が保存されており、特に雪を跳ね除けるウイングが巨大で迫力がありました。名物の熊焼きは絶品です。
2日目までの立ち寄りスポットをマイマップにまとめてみました
今回の旅で利用したキャンピングカーはこちら