冬の知床と言えば、流氷ですね。
冬になると、流氷やオジロワシなど冬の知床ならではの光景を楽しむために全国から観光客が訪れます。夏と比べるとその数は比較的少なくなるので、雄大な自然を満喫できます。
冬の知床観光の注意点
冬の知床は、知床峠(国道334号 知床横断道路)が冬期通行止めとなり、斜里町側と羅臼側で分断されます。2021年の通行止め期間は「2021年11月8日(月曜日)17時00分から2022年4月下旬」を予定しています。2021年11月15日現在、すでに通行止めです。
通行止めの最新情報は下記サイトを確認しましょう。
とはいえ、斜里町側・羅臼側それぞれに魅力溢れる光景が楽しめるので、どちらを観光すべきかも悩むポイントになるでしょう。
今回は羅臼側のおすすめ観光コースをご紹介します!
羅臼側のおすすめ観光コース:流氷とオジロワシと日の出の撮影クルーズ
例年、1月下旬から3月上旬にかけて羅臼側の海岸に流氷が訪れます。
羅臼側での最もお勧めの観光コースが、撮影クルーズです!
流氷と猛禽類のオオワシ・美しい白い翼が一際目につくオジロワシを構図に入れ、北方領土から昇る朝日をバックにした写真を撮ることができます。
撮影クルーズの申し込み方法
知床で朝日を撮影する際に手軽なのは、撮影クルーズに参加することです。
下記の会社で、様々なクルーズコースを運行しています。
いずれの会社も日の出前の撮影に特化したクルーズコースを設けていますが、お勧めはゴジラ岩観光さんです。他の運行会社より若干クルーズ時間が長く、観光客慣れしているのか色々と撮影時の「サービス」が良いです。
撮影クルーズ参加時の服装
冬の北海道なので最低限の防寒は必須です。
船内は暖房が入っているので、そこまで防寒に対して神経質になる必要はありませんが、船内と船外の気温差が大きいため、カメラレンズの結露だけには注意しましょう。
船内にトイレがあるため、女性でも安心して参加できます。
必要機材・あると便利な物
日の出前から撮影が楽しめるので、レンズは超広角から超望遠まで必要です。流氷があると、ビックリするほど海の波がないので、三脚での撮影も可能です。
撮影クルーズに参加されるほぼ全員の方が、三脚を据え付けて撮影するので場所取りが大変な場合がありますが、日の出前からシャッターチャンスが何度もやってきます。
たとえば、日の出狙いのポジションの反対側には知床連山があり、日の出前からモルゲンロート(山を赤く染める朝焼け)が楽しめるので、個人的には三脚がない方が自由なポジションから撮影できるので良いかなと思います。
カメラのバッテリーは寒いとビックリするほど減りが早いので、予備のバッテリーはポケットの中などでホッカイロなどと一緒に入れて常に暖めておくとなお良いです。
知床観光もキャンピングカーがあると魅力倍増!
羅臼までの移動には、キャンピングカーがあると更に便利です。
羅臼には道の駅があるので、そこで宿泊することができるので寝過ごす心配はありません。
実は、羅臼側からのクルーズ撮影は、天候の影響や流氷の状況に左右されて折角の撮影旅行が台無しになることが多々あるのです……。
やはり、せっかく知床に来たのならば日の出と一緒に撮影を楽しむのがおすすめですが、曇りや雪では美しさや楽しさが半減してしまいます。そんなときも、キャンピングカーで旅行すれば、天候や流氷状況に応じて宿泊先や目的地を自由に変更できます。
具体例を挙げると……
代替案1:流氷は期待できないが、日の出は楽しめる場合
道の駅「おだいとう」で宿泊
⇒翌朝宿泊場所から四角い太陽を撮影
⇒鶴居村へタンチョウ撮影かSL湿原号撮影
代替案2:流氷は期待できるが、日の出が期待薄の場合
この場合、羅臼方面は曇っていても、鶴居村周辺は晴れていることが多いので、下記のようなルートがおすすめです。
早朝の音羽橋からのタンチョウ撮影
⇒その後は下記いずれかお好みでどうぞ!
- 日中の羅臼からのクルーズに乗船する
- 冬の摩周湖もしくは屈斜路湖のフロストフラワー撮影
- SL湿原号の撮り鉄
せっかく、休みを取って予定を組んで旅行に来ても、天候一つで楽しさが減ってしまうのはもったいないです。
キャンピングカーなら天候に左右されずに、好きな場所へ自由に予定を組み旅行を楽しめます。Vantripならキャンピングカーに乗るのが初めての方にも丁寧にご説明します。
十勝・釧路・オホーツクエリアを旅行される際は是非Vantripをご用命ください。